税金について

こんにちは、時合です。

多くの学校が夏休みに入ったことだと思います。 今年から夏休みがなくなってしまいましたが、私そこまで好きではありませんでした。 勿論、学校に行かなくて嬉しいのですが、課題の量が多くて毎回苦労しました。 こんなに課題を出すなら毎日学校に行って授業受けていた方が良いなと思っていました。

今回は、税金についてお話ししたいと思います。

税金とは、国や地方公共団体が活動を行うための費用を国民が負担するためのお金です。

もし税金が無かったら、救急車やごみ収集が有料になってしまったり、医療費の負担がなくなり全額支払いになってしまいます。 今、税金がなくなってしまったら当たり前のように受けていたサービスにお金がかかってしまうので税金はとても大切なものです。

税の始まりは、3世紀頃に卑弥呼が支配する邪馬台国で税が納められていたと記載されていたことが最初のようです。

税金について詳しく書いていくと種類が多く、終わりが一向に見えないので少しずつ書いていこうかと思っています。今回は消費税と個別消費税についてにします。

まず、皆さんが生活していく中で一番身近な税金である消費税についてです。

消費税とは、原則として商品やサービスの売上を課税対象とし、消費者が負担する国税です。

現在は、消費税6.3%と地方税法の定めにより地方消費税1.7%を上乗せした8%が消費者の負担する税率となっています。 この地方消費税は平成9年に導入されました。

消費税は、2019年(平成31年)10月1日に10%へ引き上げされますね。

最初は3%だったのに高くなってしまったなと思いましたが、国際比較をすると、日本の税率はそれほど高くないのです。

 

台湾やカナダは5%と日本より少し低いですが、スウェーデンやノルウェーは25%と日本の倍以上に高いです。 ヨーロッパ諸国は20%台が多いですが、日本にはない付加価値税という税金がとられています。高負担で生活が大変そうだなと思いましたが、代わりに福祉が充実しているようです。

これから高齢者が増えていく日本でも福祉について考えていかないといけないと思います。

 

逆に、消費税が0%という国もあります。 サウジアラビアなど中東6か国は石油という共通資源で国々が協力し、国家財政も安泰しているため、国民に消費税を課さなくても生活できるのです。

 

アメリカは州によって税金が課せられているので税金がない州もありますが、多くの州で税金が発生しています。

 

 

そして個別消費税は、特定の物品・サービスのみを対象として、課される消費税です。

酒税・たばこ税・揮発油税・石油石炭税・石油ガス税などが含まれます。

酒税やたばこ税は、製造者又は輸入者が納税しますが、価格に含まれているので実際負担しているのは消費者になります。

揮発油税は、揮発油に課せられる国税です。 揮発油税は、1937年(昭和12年)に生産を助長する目的で創設されましたが、1943年(昭和18年)にガソリンが配給制となったため課税廃止となりました。しかし、1949年(昭和24年)に再び創設されました。

 

私のふとした疑問ですが、揮発油の「揮」という字を何故もって来たのか。 他にも「き」と読む漢字はたくさんあるのにどうしてこの字にしたのでしょうか。

「揮」は、振り回す・振り払う・まき散らすという意味の象形文字なので油をまき散らすのかと思ってしまいました。 漢字は成り立ちがあって意味があるのでたまに不思議に思ってしまいます。 最近はよく当て字を目にする機会が数年前より増えてきたと思うことがありましたが、日常生活であたり前のように漢字を使っているので、意味にあった正しい使い方ができるように心がけていきたいです。

 

 

今回は以上です。

消費税はまだまだ内容はありますが、今回は国際比較編ということにさせてください。

また今度書かせていただきたいと思います。

 

ありがとうございました。